「太鼓祭」とは
成田太鼓祭は日本最大の太鼓祭りです。
4月2週目(例外有り)の土日に県内外や海外から30以上の太鼓チームが集まり、迫力ある太鼓演奏が繰り広げられます。
チームはプロの太鼓チームから、高校生、沖縄エイサー、スチールドラム(ドラム缶を凹ませて作られる太鼓)、サンバまで幅広くチームが集まり、2日間を通して楽しめる祭りです。
祭りの最後には太鼓パレードが開催され、チームの出演者だけでなく、お客さんも混じって賑やかに踊り、祭りはフィナーレを迎えます。
また成田と言えば「うなぎ」が有名で、会場近くには多くのうなぎ屋さんがあり食も楽しめる祭りです。
開催日 | 2016年4月9日(土)~10日(日) |
開催場所 | 成田山新勝寺大本堂、参道 |
来場者数 | 20万人以上 |
公式サイト | 公式サイト |
THETAで撮影した祭りの写真です。画面上をドラッグすると360度好きな場所が見れます。
THETAで撮影した360度動画をYouTubeにアップしました。※スマホで見る場合、YouTubeアプリで開いてください。
オープニング
まずは両日とも10時から新勝寺大本堂前で開催されるオープニングを見に行こう。
オープニングでは全チームの自己紹介演奏と「平和位の祈り」の演奏が約1時間で行われる。
広場に全演奏者と、その太鼓が集まった景色は圧巻です。
「平和の祈り」では全チームの太鼓の音が響き渡る。体中に振動が伝わる迫力ある演奏です。
各チームの自己紹介演奏の時は、その後の参道ステージで見たいチームをピックアップしておくと良いでしょう。
このオープニングは2日間を通して1番混むので30分程前に到着して見やすい場所を確保するのが良いでしょう。
正面のベストポジションから見る為には1~2時間も前に行く必要があります。
参道ステージ
オープニングが終わると参道にある8つのステージ(2015年)で行われる各チームの演奏を見よう。
各チームの出演場所、演奏スケジュールはパンフレット・チラシで確認できる。
どのステージも人が300人以上集まる。前で見たい場合は場所取りが必要です。
家族連れ、子供、お年寄り、そして熱心なカメラマンが前で座って観覧、その後ろに立って見る人がいるイメージ。
それぞれのステージ間の距離は100m~200m離れている程度なのでお目当てのチームの演奏を見ながら、合間に寄り道して他のチームの演奏を見ることもできる。
初日夜のステージ「成田山千年夜舞台」
初日の17時~19時まで新勝寺大本堂前で開催される。
選抜された優秀チームの演奏が見れる。
近くで見たい場合は有料席がある。金額は1名3,500円で祭りで使える1,000円クーポンも付いてくる(2015年)
ただ、この時間になると少し肌寒く、帰る人も出てくるので立見でもあまり混まず、立見でも充分見れました(2015年)
一般の人が参加できるのは「参道ステージ」の一部のチームです。
チームによって演奏の後半にお客さんを招き、前で一緒に踊ったり太鼓を叩いたりできます。
例えば、沖縄エイサーのチームでは一緒にカチャーシーを踊り、太鼓も叩かせてもらう事ができました。
スチールドラムのチームでは前に出て踊る人や、客席でも手を叩いて各々が自由に踊っていました。
昔ながらの和太鼓チームでは参加はできないと思われますが、手拍子と拍手で演奏者との一体感を楽しみます。
また、祭り会場には太鼓の試し打ちができる場所がいくつかあり、子供が中心でしたが大人も楽しむ事ができます。
-
成田名物うなぎ
祭りの合間にぜひ食べたいのが「うなぎ」です。
成田は利根川、印旛沼が近く天然うなぎが穫れる為、うなぎが有名です。
祭り会場になっている参道の両脇にはお店が多く、そこら中からうなぎ屋の良い香りがしてきます。
人気の店はお昼時間には非常に混みますが整理券を配る等して待ち時間を減らせる工夫がされています。
値段はうな重が2,000円以上で、特上だと3,000円を超えるお店もあります。
天然のうなぎの"素材の味"を味わう為かタレが少ない印象です。
うなぎ=タレの味が好きな人の好みには合わないと思います。
(ここは正直に伝えておきたいと思います。)